初めまして!まーすとブログをご覧いただきありがとうございます!
このブログでは最近何かと話題になる
MaaS(Mobility as a Service)
の日本各地で行われている実証実験の体験レポートを中心にMaaSに関する様々な情報を配信していきます。
どんな方に読みにきていただけるかは見当がつきませんが、MaaSに少しでも興味がある方はぜひ見にきてください。実際体験してみないとわからないことを写真付きでわかりやすく解説していきたいと思います。
MaaS(マース)とは?
ありきたりな流れにはなりますが、MaaSについてのブログを始めるにあたり「MaaSとは何か?」についてまずここで書かせてください!
自分の言葉で書くよりわかりやすくまとめられていると思い、MaaSについて学ぶならまずはこの一冊!と誰にでもお勧めできる『MaaSモビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』からMaaSについての解説を引用させていただきます。
MaaSとは、マイカーという魅力的な移動手段と同様か、それ以上に魅力的なモビリティサービスを提供し、持続可能な社会を構築していこうという全く新しい価値観やライフスタイルを創出していく概念。単一の交通モードではなく、鉄道、バス、タクシー、レンタカーといった従来の交通サービスや、カーシェアリング、自転車シェアリング、配車サービスなどの新しい交通サービスを全て統合し、1つのスマートフォンのアプリを通じてルート検索、予約、決済機能にアクセスできる。利用者は移動のニーズに応じて最適な交通サービスを選択し、ドア・ツー・ドアでシームレスに、かつリーズナブルに移動できるようになる。
出典 MaaSモビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ より引用
いかがでしょうか、MaaSってどんなサービスなのか想像はつきましたか?
「MaaSって何?」と聞かれて気持ちよく即答できた試しがないためもどかしく感じているのですが、これといった定義がないのも事実です。フィンランド発祥である上に日本であまり波及していないので国土交通省と経済産業省ですら定義は異なります。
日本初の観光型MaaSで有名な、伊豆で実証実験が行われているIzukoについての本『MaaS戦記 伊豆に未来の街を創る』にて筆者の森田創氏はフィンランド政府のコンサルタントの方からこんなことを言われたと述べられています。
- 「MaaSに共通解はない」
- 「MaaSを行う目的は、各事業者が徹底的に考え、自分で見つけるしかない」と。
MaaSというと観光型のものが一番に挙げられると思いますが、免許返納後の高齢者の方々や路線バスが廃線となってしまった地域の方々のためのMaaSや物流と関わるMaaSなど多種多様にサービスが存在します。それぞれはその土地や環境にあったものにする必要があるため、試行錯誤しながらサービスを作らないといけません。現在日本各地で行われている実証実験を体験しにいき、実体験からその違いやよかったところ悪かったところをまとめようというのがこのブログの目的です。
ブログ名と願い
このブログの名前『まーすと』の意味なのですが、MaaSの読み方が「マース」であることを多くの人に知っていただきたくてこの単語を入れました。そしてMaaSがマスト(must)な存在にこれからなるだろうという期待と、「MaaSと」(with MaaS的に)MaaSと共存する生活が来ることを願ってこのブログ名をつけました。まだ全然投稿が追い付いていない状況ですが体験も投稿もどんどん進めていきたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。
投稿内容としては主に実際体験したMaaSの体験内容のレポートを予定しています。経済産業省と国土交通省が支援する「スマートモビリティチャレンジ」に選ばれている事業、MaaSのカオスマップに載っている個別のプレイヤーを時間とお金と体力がある限り追い続けたいと思っています。
ちなみに当ブログの管理者は大学生です。大学生視点で見たMaaSの魅力や改善点などを執筆する予定です。至らぬ点も多々あるかと思いますが日本のMaaSとともにこのブログも成長させていくべく忌憚のない意見をお聞かせください。即時改善していく所存です。
なぜMaaSについてのブログを?
なぜ私がMaaSについてのブログを始めようと考えたかというと、日本経済を支える基幹産業である自動車業界が将来より発展し、日本をもっと活気ある国にするにはMaaSの研究が必要だと感じたからです。2018年のCESでトヨタの豊田章男社長は
「自動車業界は100年に一度の大変革の時代」
に入っていると語りました。その映像やニュースを見て危機感を感じると共にMaaSの可能性にワクワクしました。
急に個人的な話をすると、私の夢はレクサスLC500を所有することです。マイカーを削減しようとするMaaSの研究をしながら自分はマイカーを買おうとするなんて矛盾していると思われるかもしれませんが、私の考えは違います。MaaSの時代の流れに乗れないと自動車業界は衰退していき、好きな車にも乗れなくなってしまうのです。なら夢の車を買うためにもMaaSを研究しようじゃないかと考えています。いつかはこのブログのカバー画像のLCも、自分の車の写真を使えるように頑張ります!
第1回の投稿は京都と滋賀を跨ぐ比叡山で行われた「ことことなび」についての予定です。2020年の12月6日に終了しているサービスでして、鮮度の悪い情報で恐縮ですがブログ初心者の練習にお付き合いいただければ幸いです。
最後になりますが、まーすとブログにアクセスしていただきありがとうございました!
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